Chart

【C#】Chart 表示範囲の設定方法をわかりやすく解説

はじめに

Chartコントロールで、表示範囲を設定する変更する方法を解説します。
ChartAreas["XXX"].AxisX.Minimum / Maximum を設定することで表示範囲を変更できます。

※ AxisYも同様の方法で設定できます。

表示範囲を設定したグラフイメージ

表示設定をする/しない場合で以下のようにグラフが変化します。

範囲設定をしない場合:

デフォルトの設定です。
ポイントのデータの最大値/最小値に応じて、以下のグラフが表示されます。

表示設定をしない場合のグラフ

表示設定をした場合:

表示設定した値に応じて、以下のグラフが表示されます。( Minimamu=2, Maximum=4 で設定した場合)

全体コード

折れ線グラフを表示するコードを使って解説します。
69,70行目で表示範囲に対する設定を行っています。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;

// Chartクラス関連の変数の宣言を簡略化するために
// Usingを追加しています
using System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting;

namespace FormChartCostomize3
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();

            // FormにChartコントロール(chart1)を
            // 貼り付け済みであることを前提にしています。

            // サンプル用のデータです。 
            double[] pointX = { 1.0, 2.0, 3.0, 4.0, 5.0 };
            double[] pointY = { 1.0, 2.0, 3.0, 4.0, 5.0 };

            //
            // 貼り付けたChartコントロールには、
            // 初期値のデータがセットされているので、一旦クリアします
            //
            chart1.ChartAreas.Clear();
            chart1.Series.Clear();
            chart1.Titles.Clear();

            // 「chartArea」という名前のエリアを生成します
            ChartArea chartArea = new ChartArea("chartArea");

            // 生成したエリアをChartコントロールに追加します
            chart1.ChartAreas.Add(chartArea);

            // チャートにタイトルを追加します
            chart1.Titles.Add("表示範囲の設定");

            // Series(系列)を生成します
            Series series = new Series();

            // 系列の種類を散布図に設定します
            series.ChartType = SeriesChartType.Line;

            // 系列の凡例を設置します
            series.LegendText = "凡例1";


            // 系列のポイント情報をセットします
            for (int i = 0; i < 5; i++)
            {
                series.Points.AddXY(pointX[i], pointY[i]);
            }

            // 生成・設定した系列をChartコントロールに追加します
            chart1.Series.Add(series);

            // 表示範囲の設定
            chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.Minimum = 2;
            chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.Maximum = 4;

            // ScaleView.Size を使う方法
            // chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.ScaleView.Size = 2;
            // chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.IsMarginVisible = false;

        }
    }
}

コードのポイント

表示範囲を設定するコード

           // 表示範囲の設定
            chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.Minimum = 2;
            chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.Maximum = 4;

69~70行目でそれぞれ、範囲の最大値、最小値を設定しています。

表示範囲を設定する他の方法

ScaleView.Sizeでも表示範囲を設定することができます。Sizeには「グラフ内の線の数」を指定してください。この方法では、グラフに自動でスクロールバーが表示されます。

2行目のIsMarginVisibleを設定しないと、指定した線の数+マージン分が表示されてしまうので注意が必要です。

chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.ScaleView.Size = 2;
chart1.ChartAreas["chartArea"].AxisX.IsMarginVisible = false;

ScaleViewマージンなしの場合

ScaleViewマージンありの場合

折れ線グラフの場合、Sizeは「線の数」と考えてください。
上の例は「1-2」「2-3」の2つを設定しています。

まとめ

Chartコントロールで、表示範囲を設定する変更する方法を解説しました。
参考になればうれしいです。

ブログ内でChartコントロールの「凡例の非表示・位置変更」、「軸ラベルの設定方法」なども解説しています。Chartコントロールのカスタマイズに興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。

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えす
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