Python

Windows10 Python pandas のインストール方法

はじめに

無料で使えるPythonのデータ解析ライブラリ「pandas」のインストール方法を紹介します。

コマンドでのインストールになりますが、初心者の方でもできるだけ分かりやすいよう、画像付きで一つ一つ丁寧に解説しています。

データ整理や解析が楽になる人気のライブラリなので、下記手順を参考に是非インストールしてみてください。

環境

この記事は以下の環境で作成しています。

環境          バージョン      
Python  3.9.6
pandas4.7.2
OSWindows 10  

プロジェクトごとにpandasをインストールする

Pythonでは一度ライブラリをインストールすると、どのプロジェクトでもそのライブラリを使用することができます。

( C#で言うと、NuGetでインストールしたライブラリが全てのプロジェクトで使用できるイメージ)

一見便利そうですが、ライブラリの追加していくと次第にライブラリ同士の依存関係などに悩まされたり、他の人が開発する際に必要なパッケージがわからない。といった管理上の問題が発生することがあります。

そこで、ここでは1つのプロジェクト(フォルダ)のみに、ライブラリのインストールをする方法をご紹介します。

仮想環境の構築

1つのプロジェクトのみにライブラリをインストールするには仮想環境(venv)を使います。

コマンド一つだけで簡単に構築することが可能です。手順は以下の3ステップです。

  1. PowerShellを開く
  2. 仮想環境の作成
  3. 仮想環境フォルダの確認

① PowerShellを開く

エクスプローラーでプロジェクトフォルダを作成する場所を開きます。フォルダを作成する場所はどこでも構いません。

フォルダを開いたら、Shiftキーを押しながら右クリックを押して、「PowerShellウインドウをここで開く」を選択します。

Pythonの仮想環境用のフォルダの作り方を説明する画像

② 仮想環境(venv)の作成

開いたPowerShellのウインドウに以下のコマンドを入力します。

コマンドの最後の部分でプロジェクト(フォルダ)の名前を指定できます。好きな名前(半角英数)で指定してください。この説明では「testPandas」という名前を指定しています。

python -m venv (プロジェクトフォルダの名称)

エラーが表示されなければコマンドの実行はひとまず成功です。PowerShellのウインドウを閉じます。

結果を次の手順で詳細に確認します。

仮想環境の構築をするコマンドを説明する画像

③ 仮想環境フォルダの確認

PowerShellを開いたフォルダ内に 「testPandas」 フォルダがあることを確認してフォルダを開きます。

開いた中に、以下のフォルダ・ファイルが自動生成されていればコマンドは成功です。

仮想環境用のフォルダの作成の確認を解説する画像

pandasのインストール

作成した仮想環境を有効化して、pandasをインストールします。手順は以下の4ステップです。

  1. プロジェクトフォルダ内でPowerShellを起動
  2. 仮想環境を有効化
  3. pandasのインストール
  4. pandasの動作確認

① プロジェクトフォルダ内でPowerShellを起動する

testPandas」のフォルダ内で、Shift+右クリックでPowerShellを開きます。

プロジェクトフォルダ内でPowerShellを起動する方法を説明する画像。

② 仮想環境の有効化

PowerShellで以下のコマンドを実行します。

(プロジェクトフォルダ内の「Scripts」にある「Activate.ps1」というファイルを実行するコマンドです)

 .\Scripts\Activate.ps1

コマンドの入力例

上記のように、PowerShellの行の先頭に(testPandas)が表示されれば、仮想化の有効化は完了です。

③ pandasのインストール

仮想環境が有効化された(頭にtestPandasが表示された状態)で、以下のコマンドを実行します。

(pipというパッケージ管理ツールでpandasを自動インストールするコマンドです)

必要なファイルが自動的にダウンロードされ(白いバーの部分)、その後インストールが行われます。

python -m pip install pandas
pandasのインストールを説明する画像
コマンドの入力例

上記でpandasのインストールは完了です。

④ pandasの動作確認

pandasのインストールを確認するため、バージョン情報を表示します。

仮想環境が有効化された(頭にtestPandasが表示された状態)で、以下のコマンドを実行します。

(Pythonを起動・pandasのimportとバージョン表示をするコマンドです)

python
import pandas as pd
print(pd.__version__)

pandasのインストールを確認するためのコマンドの入力例を説明する画像
コマンドの入力例

「1.3.2」などpandasのバージョンが表示されればpandasのインストールは完了です。

【参考】仮想環境を無効化する

PowerShellの画面を閉じれば仮想環境の有効化は解除されますが、せっかく起動したPowerShellのウインドウを閉じたくない場合は、以下のコマンドで仮想環境の無効化を行うことができます。

仮想環境が有効化された(頭にtestPandasが表示された状態)で、以下のコマンドを実行します。

deactivate

仮想環境の無効化の方法を説明する画像

Pythonファイルの実装と実行

Pythonファイルを「testPandas」フォルダ内に作成・実装します。VisualStudio Codeであれば、自動で仮想環境の有効化と実行を行ってくれます。

その他の環境ではPowerShellを起動し、仮想環境が有効化された(頭にtestPandasが表示された状態)で、Pythonファイルを実行してください。

Python付属のIDLEや、Pythonファイルのダブルクリックでの起動については、デフォルト状態では実行時にライブラリが見つからないとエラーが出てしまいます。回避方法については別記事を作成予定です。

まとめ

無料で使えるPythonのデータ解析ライブラリ「pandas」のインストール方法について解説しました。

「使ってみたいけど、インストール方法がわからない」「新しいライブラリを入れるのはちょっと…」という方の参考になればうれしいです。

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えす
現役のソフトウェアエンジニアです。 C++ C# Python を使ってます。10年ちょい設計/開発部門にいましたが、今はQAエンジニアっぽいことをしています。

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