はじめに
「ラズパイに興味はあるけど、どの本を選べば良いか分からない…」
今やAIやIoTなど、「お手軽に使えるコンピューター」として大人気となったRaspberryPi(ラズベリーパイ/ラズパイ)。
しかし、知名度が上がるにつれて多くの書籍が出版されてきたので「どれが一番読んだらいいんだろう…」と悩んだことはないでしょうか。
今回は、そんな数あるラズパイ書籍の中から、私の独断と偏見で選んだ、あなたにおすすめ書籍3選をジャンル別に分けて紹介したいと思います。
以下のような方の参考になればうれしいです。
- ラズパイに興味はあるけど、何から始めればいいかわからない人
- ラズパイを使って何か動くものを作ってみたい人
- プログラミングを詳しく学びたい人
~ この記事の内容 / Contents ~
初心者におすすめ! 電子工作からサーバー構築まで、これ一冊で完全制覇!
「これからラズパイをはじめたい」「ラズパイで何ができるの?」という初心者の方におすすめの一冊です。
ラズパイをファイルサーバーとして使う方法や、遠隔操作する方法。電子パーツの基本操作や組み合わせなど、ラズパイでできること、使う上で必要な知識などが完全網羅された一冊です。
ジャンルにこだわらず、ラズパイでできることを一通り知ることができるため、
「何をやりたいか、まだ決まってないんだよな…」
という人でも、読みながら自分にあったものを探すことができます。
Amazonのラズパイ関連書籍でも定評で、記事作成時点で売上1位。なので「買って失敗した」ということもほぼないと思います。
もし、これからラズパイをはじめるのであれば、ぜひこの一冊からはじめてみてください。
- ラズパイでできることが網羅
- 何をしたいか決まってなくても大丈夫
- Amazonのラズパイ書籍で売上No.1

Pico版もあります
同じ著者から「RaspberryPi Pico」の本も出版されています。こちらも高評価で、このブログを経由で買っていいただいてる方もかなり多いです。(ありがとうございます!)
Picoをお持ちの方、これから始める方はぜひこちらも読んでみてください。

ラズパイ 5 で動くキャタピラ模型を自作しよう! カラー図解でわかりやすい電子工作入門書
これからラズパイで電子工作やガジェットを作っていきたい人に特化した一冊です。
前述の一冊とは異なり、抵抗・スイッチ・モーターなどの電子部品や、I2C・SPI・カメラの使い方など、ラズパイを電子工作で使う方法にフォーカスした内容となっています。
はじめのうちは「入門書」的な内容ですが、最終的には上記を組み合わせて「キャタピラ式の模型を動かす」ところまで進むので、あなたが「ラズパイで動くものを作ってみたい」と思っているのであれば、ぜひこちらの一冊からはじめてみてください。
手を動かしながら読み進められるので、本が苦手な方も安心です。
- 電子部品の種類や仕組み・制御方法を学べる。
- ラズパイで動くものを作ってみたい人におすすめ。

ラズパイ用にPythonを覚えるなら!「Python 入門」のおすすめ本
上記2冊とはちょっと変わって、ラズパイでよく使われるプログラミング言語「Python」のおすすめ書籍です。
この記事の読者の中には「回路は得意だけどプログラミングは苦手・・・」という方も多いのではないでしょうか?
本書は「Pythonのことも何も知らない」という人でも読めて、Amazonでも常に人気ランキング上位。技術本でありながら累計8万部を売り上げているベストセラーのPythonの入門本です。
内容的には、IF文やループといったPythonの基本から、関数やライブラリの使い方まで、プログラミングに必要な要素が一通り解説されており、対話形式で話しが進んでいくので、漫画のようにスラスラと読む事ができます。
また、この本で特にうれしいのは、GUI (Tkinter) の解説が充実している点で、ラズパイでの工作に役立つGUI (ボタンなどの操作画面) の作り方が、入門書レベルのわかりやすい内容で解説されています。
最近では、応用編としてWeb や AI を解説するものが多く「GUIの作り方」が解説されている書籍は少ないです。その点で、こちらの本は貴重な一冊と言えます。
あなたが「プログラミングは苦手・・・」といことであれば、ぜひこの一冊からはじめてみてください。
- 累計8万部のベストセラー入門本。
- Pythonの一通りの知識が身につく。
- 工作にも使えるGUIの解説もあり。

まとめ
RaspberryPiでおすすめの良書 3選について紹介しました。
ラズパイの人気とともに、書籍もいろいろと増えてきましたが、今回の紹介した本を使えばだけで必要な知識を十分身につけられると思います。
ラズパイにとどまらず、工作やプログラミングを上達させるコツは「とにかく作ってみる」ことです。なので、書籍を読んだ後はたとえどんな物でも、ガンガン作ってみることをおすすめします。
失敗でも成功でも、きっと始める前より比べ物にならないほど力がついていると思います。
参考になればうれしいです。
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