C#で使える高速で簡単なJSONのライブラリを紹介します。MITライセンスで商用でも無料で使うことができる、超人気のライブラリです。
Newtonsoft Json.NET
オープンソースのため、Githubでコードも公開されています。
Nugetでのダウンロード数も約11億回とすごいことになってます。
HP | https://www.newtonsoft.com/json |
GitHub | https://github.com/JamesNK/Newtonsoft.Json |
ライセンス | MIT (商用フリー) |
GitHub Star | 9.2k |
NugetDL数 | 1.8B |
バージョン | 13.0.1 (安定Ver.) |
Json.NETの特徴
高速
公式HPで、C#組込みと比較して以下のように紹介されています。
- 「DataContractJsonSerializer」より50%高速
- 「JavaScriptSerializer」 より250%高速
シンプルで簡単
使い方もとてもシンプルです。
独自のJArray・JObjectを使えば、データ用のクラスを作らなくてもJSON形式のデータを生成することが出来ます。
そのほか、XMLからJSONへのコンバートにも対応しています。
サンプルソース
公式サイトのサンプルコードを、コンソールプログラムで使う方法を紹介します。(usingの指定が必要なので、注意してください)
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
// JArrayを使うために必要です
using Newtonsoft.Json.Linq;
namespace JsonDotNetJArrayTest
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
JArray array = new JArray();
array.Add("Manual text");
array.Add(new DateTime(2000, 5, 23));
JObject o = new JObject();
o["MyArray"] = array;
string json = o.ToString();
Console.Write(json);
}
}
}
実行結果
上記コードの実行結果です。クラスを作らなくてもJSON形式のデータが表示できました。
まとめ
C#で超人気の「Newtonsoft Json.NET」について紹介しました。JSON形式のデータを扱いたい方の参考になればうれしいです。
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もっと詳しくJson.NETを知る
もう少し詳しく知りたい!というかた向けに、シリアライズ・デシリアライズの方法などを、もう少し詳しく解説した記事も作成しています。興味のある方は以下の記事も合わせてご覧ください。
JSONファイルの読み込み・デシリアライズの方法
JSon.NETのインストール方法
JSONファイルの作成方法
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