Pico

Raspberry Pi Pico 開発環境まとめ ~MicroPython編~

はじめに

話題のマイコンボード「Raspbery Pi Pico」で使える開発環境についてまとめてみました。
Picoでは「C++」「MicroPython」が開発の言語として使えます。今回はMicroPythonの開発環境についてのまとめです。

MicroPython用のファームウェアが、Picoに書き込まれていることを前提に解説します。
「セットアップはどうやるの?」という方は以下の記事をご覧ください。

Thonny

Tonnyの画面を紹介する画像

Thonny公式:https://thonny.org/

  • Picoの公式でも紹介されている
  • シンプルで十分な機能
  • 初心者~上級者まで使える

MicroPythonのシンプルな統合開発環境(IDE)です。Picoの公式サイトでも紹介されています。

多くの機能はありませんが、「Picoのへのデータ転送」「対話的な実行」「コード補完」「ブレークポイント」「ウォッチ機能」など、コードを書くための最低限の機能を備えており、しっかりとPythonのコードを書くことができます。

セットアップも簡単なので、初心者~中級者の方におすすめの環境です。

ブラウザ ( Web Serial API )

WebSerialAPIのでもページを紹介する画像
  • ブラウザのみで実行できる
  • コマンドプロンプトのように実行は一行ずつ
  • Pythonファイルは作れない

ブラウザ(Web)からシリアル通信のAPIを使う方法です。
本来であればAPIを利用するための実装が必要ですが、GoogleChrome用のデモページであるのでそれを使用します。

上記デモページを使えば、Chromeから対話的にPico上でMicroPythonを実行することができます。
デモページでは対話的な実行(REPL)のみなので、ちょっとPico上でコマンドを試してみたいという場合向きかなと思います。

環境構築方法は、以下のQiita記事で紹介されています。私の環境ではOSが古いせいか接続はできましたが、入力「>>>」 が表示されませんでした。

Qiita記事:https://qiita.com/n0bisuke/items/c16f77c7017a2d4018dd

Visual Studio Code ( Pico-Go)

Pico-Go+VS Codeを紹介する画像
  • 使い慣れた環境で開発ができる
  • 環境構築にひと手間必要(環境の制限あり)
  • VSCodeを普段使っている人はPico環境を構築するのもアリ。
  • 32bit OSでは使えない。

拡張機能「 Pico-Go」により、Visual Studio Codeで開発を行う方法です。Thonnyと同様、Pythonファイルの転送や、対話的な実行(REPL)も実行ができるのはもちろんのこと、普段使い慣れたVSCodeの様々な機能を利用できることが最大のメリットです。

Python3系のインストールなど環境構築は必要なので、初心者向けとはいえませんが、
普段からVSCodeを使っていて、長め・高度なコードを実装する場合はVsCodeがいいかも知れません。

Pico-Goの仕様で、「64bitOS」「Python3系」が必須になります。RaspberryPi1~4などを開発用PCとして使っている方はご注意ください。

環境構築方法は、以下のサイトが分かりやすいです(Win10)。私も動作確認のため構築を試みましたが、旧OSのため門前払いの状態でした...。

分かりやすい解説サイト:https://hobby.houja.net/2021/05/01/310/

【番外編】Aruduino IDE

PicoをArduino化してArduinoIDEで開発しているイメージの画像
  • ArduinoのIDEや言語が使える
  • 他のボードと同じように、実装・書き込みが出来る。
  • ファームウェアはAruduinoのものに変更する

PicoをArduino化してArduinoIDEを使って開発するという方法です。

スイッチサイエンス(magazine)さんのこちらの記事で紹介されていました。

ArduinoIDEに「Arduino Mbed OS RP2040 Boards」をインストールすれば、他のArduinoボードと同じように開発(スケッチのコンパイル/書き込み)が行えるようです。

例のごとく、私の環境では書き込み中のエラーとなってしまいましたが、IDEの設定方法などはスイッチサイエンスさんの記事に載っています。興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

話題のマイコンボード「Raspbery Pi Pico」で使える開発環境(MicroPython編)をまとめてみました。参考になればうれしいです。

このブログではPicoのセットアップ方法や、温度センサの使い方についても解説しています。
興味のある方は以下から是非ご覧ください。

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えす
現役のソフトウェアエンジニアです。 C++ C# Python を使ってます。10年ちょい設計/開発部門にいましたが、今はQAエンジニアっぽいことをしています。

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