はじめに
RsspberryPi Pico/Pico Wに使える良書3選を紹介したいと思います。以下のような方におすすめです。
- Picoに入門したい
- Picoの使い方を学ぶ、いい本を知りたい
- Picoの使い方についてレベルアップしたい
~ この記事の内容 / Contents ~
初心者におすすめできる一冊
「最新Pico W対応 ラズパイPico完全ガイド」
「これから Picoをはじめたい」という初心者の方におすすめの一冊です。基礎から実際の工作の作り方までが全て網羅されているので「これさえ読んでおけばOK」な内容になっています。
完全ガイドの名の通り、Picoについての歴史や概要、MicroPythonと電気回路の基礎知識、センサの使い方、と順を追って分かりやすい解説がされています。
一通りの基礎知識が終わった後には、ゼロから工作を始める場合の進め方や、「モータードライバー」「ジャイロセンサ」など、工作で使いたくなる50種の機器の使い方がプログラムとともに掲載されており、「あれを作りたい!」と思いついた時にもとても役に立つ一冊です。Picoの本で悩んだら、とりあえずこの本を買っておけば失敗しません。
【悪い点】:全体的に入門者向け(一部PIO等の上級向けもあり)
【良い点】:概要・基礎・実践のひととおりを網羅。これさえ読めばOKな一冊

特集をまとめた便利な一冊
「ラズベリーパイ Pico/Pico W攻略本」
雑誌「Interface」で過去特集されてきたPicoの記事をひとつにまとめた一冊です。「定期的に購入していなかった」「バックナンバーの購入はめんどくさい」という方も、これひとつで全ての記事を集めることができます。
初心者から上級者まで、Picoの情報は大事にストックしておきたい。いう方にピッタリな一冊です。

【悪い点】:雑誌の定期購読者は購入不要。
【良い点】:過去特集が一冊に集約。保存(保管)に便利。
数式なしで、手を動かして「作りたい」人への一冊
「Make Electronics」
私は元々ソフトウェアの人間でしたが、この本で電気のことも好きになりました。
この本はRaspberyPiというよりも、抵抗やコンデンサだけを使って回路を作る「電気回路」がメインの本です。
それ系の本では、数式や回路図など頭でっかちな内容が多いですが、この本は基本的に手を動かして「とりあえずやってみよう」という構成になっています。
また、翻訳本なのに文章も読みやすく、イラストも多め。ブレッドボードの組み方がイラストで載っているなど、初心者にとことん配慮された構成になっています。
回路図だけだと実際にどう作るの?と迷ってしまいますが、この本では部品の差し方がそのまま載っているので、入門時の私も「コピペ」で悩まず作ることができました。
(電気回路の本も数多く読みましたが、ここまで書いてくれている本はなかなかありません)
RaspberryPiに限らず、電子工作を始めてみたい方や、中学生くらいの方にも超おすすめでる本なので、ぜひぜひ読んでみてください。
【悪い点】:RaspberryPi Picoは出てこない(電気工作がメイン)
【良い点】:電子工作入門者に最適。文章やイラストが超わかりやすい。

同じ著者が書いた、より高度な「実践編」もあります。

まとめ
RsspberryPi Picoに使える良書3選を紹介しました。
今回は3+1冊ほど紹介しましたが、Pico関連の本はまだまだあるので、ぜひ自分でも「お気に入りの一冊」を見つけて、(できれば手を動かしながら)読んでみてください。
Picoに入門したい方、レベルアップ目指す方の参考になればうれしいです。
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