はじめに
C#で人気のライブラリ「NewtonSoft Json.NET」をNuGetでインストールする手順を画像付きで分かりやすく解説します。新規プロジェクトを作成するところから解説していくので、普段VisualStudioやNuGetを使い慣れていない方も是非一度インストールを試してみてください。
環境
この記事は以下の環境で作成しています。
環境 | バージョンなど | 備考 |
VisualStudio | 2019 Community | 2017でも使用できます |
.NET | 4.7.2 | |
プロジェクト | コンソールアプリケーション(.NET Framework) | |
OS | Windows10 | Windows7も使えます |
NewtonSoft Json.NETって何?
C#で使える高速で簡単なJSONのライブラリです。オープンソースかつMITライセンスで公開されています。
Json.NETの詳細については以下の記事をご覧ください。
Json.NETのインストール手順
VisualStudioで新規プロジェクトを作成するところから、Json.NETをインストールする手順を解説します。
新規プロジェクトの作成
VisualStudioを起動して、新規プロジェクトを作成します。起動後のウインドウで「新しいプロジェクトの作成」を選択してください。
コンソールアプリ(.NET Framework)を選択
作成するアプリの種類を選択します。 上部の3つの選択の部分で「C#」「Windows」「コンソール」を指定します。中央に「コンソールアプリ(.NET Framework)」が表示されるので、選択して右下の「次へ」をクリックします。
プロジェクト名称を入力
プロジェクト名称を設定します。その他以外は変更せずに「作成」をクリックします。
NuGetパッケージの管理をクリック
プロジェクトの作成が完了すると、以下のようなVisualStudioの通常画面が表示されます。上部のメニューから、「プロジェクト」→「NuGetパッケージの管理」をクリックします。
Json.NETを検索してインストール
表示されたNuGetの画面で以下の手順を実施して、Json.NETを表示してインストールします。
- 参照をクリック
- 検索BOXに「JSON」と入力
- 表示された「Newtonsoft.Json」を選択
- 「インストール」をクリック
変更のプレビュー画面はOKを押す
以下の「変更のプレビュー画面」が表示されたたら「OK」を押します。
出力タブでインストール完了を確認する
インストールが完了のウインドウは表示されません。画面下部の「出力」タブを選択して「正常にインストールされました」と表示されていれば、Json.NETのインストールは完了です。
Program.csを開いてコードを書いていく
インストールが完了したら、再起動などは不要で、Json.NETを使ったコードを書くことができます。
上の方の「Program.cs タブ」を選択するか、表示されていない場合は「ソリューションエクスプローラー」の 「Program.cs」 を右クリックして「コードの表示」を選択します。
まとめ
C#で人気のライブラリ「NewtonSoft Json.NET」をNuGetでインストールする方法を解説しました。参考になればうれしいです。
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イラスト多めなので、文字が苦手な方も安心です。

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